アートセラピー活用例 企業訪問で見つけた押花アートでアートセラピー

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人材活躍アートセラピストの阪本眞基子です。

今回は、企業の取り組みの中から感じたアートセラピーについてご紹介します。

エディブルフラワーの魅力発見

倉敷市内の企業をお訪ねして、社長さま、ご担当者さまに社員の皆さんが元気に働く秘訣をお聞きする中で、新たな発見があったので、ちょっとご紹介します。

エディブルフラワーってご存知ですか。
Edible(食べられる)Flower(花)という意味で、食用花のことです。

小洒落たレストランできれいなお花が添えられたお食事を目の前に出されると、気持ちが華やいで幸せな気分になったりしますよね。

そのエディブルフラワーを作っている企業の皆さんに、私はアートセラピーの楽しさをお話していたのですが、実は既に十分、その楽しさをご存知の様子でした。

この写真、見てください。

何に見えますか?

そうなんです。泳ぐ鯉です。

押花アート!

普段、テーブルやお食事の上をきれいに飾るお花に癒しや優しさを感じることが多いのですが、この企業のご担当者は、エディブルフラワーを使って押花アートを作っていたのです。

素敵でしょう!

まるで本当の鯉のうろこのようにお花が使われています。

ビオラ・トレニア・フロックス・トレニアという種類のお花のようです。

かなり私は興奮して作品をしげしげと見入りました。
ヒレに茎でも良いので、色が入るともっと素敵になりそうですね!と、余計な一言。

どうしてやってみようと思ったのか興味津々。

作っていてどんな気持ちでしたか。
楽しかったですよね(押しつけ)
これ売ったりするのですか。

一方的にご担当者に質問を浴びせかけていました。

どうやら押花アートは社長さまのアイデアだったようですが、それをこんな風に表現できるのがすごいですよね。

これもアートセラピー

これもアートセラピーですよね、という話になりました。

自分のイメージした鯉の色や形があって、自分の好きな押花を使って表現する行程は、手や目や脳の感覚を刺激することで、五感を活性化しています。

そして、自分のイメージしたものは、自分とつながっています。
創作活動そのものが「本当の自分」と向き合い、癒しの時間を生み出し、心やからだに新しい力を与えてくれます。

アートセラピーは、アートを使った心理療法です。
言葉にできない気持ちや思いを目に見える具体的な形にして表すのがアートです。

アートは特別なものではありません。
上手い下手は関係なく、自分の心をありのままに表現することが大切です。

ご担当者は、日頃からお花に親しみ、その色や形を上手に活かして表現することには慣れていらっしゃるようです。

素敵なInstagramです。ぜひご覧ください。
https://www.instagram.com/eathana_kanemaru/


自分の仕事をこんな風にアートに変えることができるのは素敵だなと思いました。
企業の中にこのようなアートセラピーがたくさん発見できるのを楽しみにしています。

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